こんにちは!15年過ごしたマンションから戸建てに買い替えをすることになったmomo-mammyです。
数年前までは当然のように老後までこのマンションで過ごすものと思っていました。
そんな中、なぜ戸建てへ引越すことになったのかというと、
- 夫が転職でフルリモート勤務になり部屋が必要になったから
- 長女が中学生になり一人部屋が必要になるから
- 長男にも別で部屋が必要だから
- マンションの管理費が上がり負担に感じていたから
いまのマンションは3LDKですが、1つは和室で子供部屋にも仕事部屋にもしづらく、リフォームをするか買い替えをするかという選択を迫られました。
けっきょく「戸建てに買い替える」という決断したのですが、家の買い替えには思った以上にハードルがありました
というわけで、今回は家の買い替えのハードルと、どのような流れで買い替えをしたかということについてお話ししたいと思います。
買い替えを検討している方の参考になりましたら嬉しいです!
リフォームか 買い替えか
いま住んでいるのは3LDKの分譲マンション。リビングの横に和室があり、現在は子ども二人の部屋になっています。
上の子が中学生になるにあたり一人部屋にしてあげたいのですが、和室は思っていた以上に音がもれ、勉強に差し支えてしまいそうです。
それなら和室を夫の仕事部屋にとも考えたのですが、リモートでの打ち合わせが頻繁で、子どもがリビングで騒ぐと仕事になりません。
わが家が上の子に個室を作ってあげるためには、
- 和室を洋室にリフォームする
- 4LDKの家に引っ越す
のどちらかを選択しなくてはいけない状況になってしまいました。
リフォームの費用
費用で比べるとリフォームの方が断然安いので、まずはリフォームを検討してみました。
近所のホームセンターで見積もりをしてもらったところ、和室を洋室に変える費用は682,000円(税込)でした。
項目 | 内容 | 税抜金額 |
---|---|---|
仮設工事 | 養生、解体物処分 | 47,000円 |
木工事 | 床、扉、棚など | 465,300円 |
内装工事 | 壁紙 | 75,000円 |
諸経費 | 運搬搬入 | 32,700円 |
合 計 | 620,000円 |
わが家は近所のホームセンターでしか見積もりをしてもらわなかったのですが、本来は複数のリフォーム会社に依頼してみた方がいいようです。
リフォームしたい場所や希望の条件で一括見積もりを依頼できるサイトもありますので、活用してみるのもいいかもしれません。
どこに依頼したらいいか分からない場合にも便利ですね♪
近所の物件を探す
リフォームを検討するのと同時に、物件の情報も集め始めました。
中古・新築・マンション・戸建てにこだわらず、4LDKまたは3LDK+リモート部屋がある物件をネットで検索したり、近所の建売の見学や住宅展示場にも行ってみました。
下の子の希望で転校しない範囲を探しました
ですが、探し始めた当時は思っていた以上にいい物件がなく、地域柄かもしれませんが売っているのは「線路の前」「交通が不便」「日当たりが悪い」「高額」などの住宅ばかり。
しかも、コロナやロシアの戦争の影響で資材が値上がっているという状況。
これじゃあ買い替えは難しいなぁと思っていましたが、半年〜1年ほどの間でも状況は変わり希望の地域に新しい物件も少ないながらパラパラとでき始めたため、買い替えできる可能性が出てきました。
それぞれのメリット・デメリット
リフォームと買い替えで検討している中で感じた、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
リフォーム | ・必要最低限の出費で済む ・生活環境が変わらない |
・下の子の部屋が必要になった時には寝室が夫の仕事部屋に |
買い替え | ・確実に必要な部屋数を確保できる ・住宅ローン控除がまた受けられる |
・費用が高額になる ・手間がかかる(売却、購入、転居など) ・生活環境が変わる ・老後は部屋が余ってしまう |
買い替えの方が明らかに大変…
買い替えのハードル
さらに、家の買い替えには様々なハードルがありました。
- 現在の住宅売却と、新しい住宅購入のタイミングがうまく合うかどうかという不安
- ①のタイミングが合わない場合、ダブルローンになってしまうリスク
- 新たに住宅ローンを抱える不安
- 不動産会社に仲介を依頼した場合、売却と購入の両方で仲介手数料がかかるという費用負担
費用面の不安が大きいです
ですが、そんなハードルを超えてでもわが家が買い替えに踏み切ったのは、
- やっぱり家族それぞれの空間を確保したい
- 条件に合う物件があった
ということが大きかったです。
買い替えの流れ
家の買い替えをする場合、現在の住宅売却と新しい住宅購入のタイミングが重要になってきます。
理想的なのは売却と購入が同時にできることで、わが家はそのタイミングが上手くいったため買い替えをすることができました。
わが家が住宅の買い替えをした際の行動の流れはこちらです。
- 2022年初旬引越したい地域の情報を集め始める
- 2022年夏不動産会社に相談する
- 2022年9月色々な物件を見学する
- マンションの査定をしてもらう
※業者に買い取ってもらう場合の価格を知るため
- ローンの仮審査をする
- マンションが売れた場合に購入する物件にあたりをつける
- 不動産会社に依頼してマンションを売りに出し始める
- 2022年11.12月購入を検討されている方がマンションを見にくる
- 2022年12月マンション購入希望者が現れ売買契約をする
- 戸建ての売買契約をする
- ローンの本審査をする
- 2023年2月マンションのローン返済、カギ引き渡し
記事を執筆している今は、マンション・戸建てとも売買契約が済んでカギの引き渡しまちの状態です
引越したい地域の情報を集め始める
いまは不動産会社に行かなくてもネットですぐ調べられます。SUUMO(スーモ)やat home(アットホーム)が有名ですよね!
最初のうちはそういったサイトで情報収集していました。
また、わが家の場合は子どもの小学校の学区内で戸建てを探していたので、近所で戸建ての売り出しをしているのを見つけては見学していました。
電信柱の張り紙で見つけたことも
のちのち不動産会社に聞いた話ですが、「レインズ」という不動産会社が共有しているシステムがあり、不動産会社が取り扱う情報はすべてそのシステムに登録されたのちネットに掲載されるそうです。
物件を取得したら5日以内にレインズに登録するルールとのこと。
ですので、不動産会社に行ってもネットにある情報しかありませんでした。
ですので、ネットで常に情報収集しておくのは有効です
不動産会社に相談する
信頼できる不動産会社を見つけておくことも重要です。
わたしは当時、不動産会社ごとに持っている物件の情報が違うのではないかと考え、近くにある不動産会社を5〜6ヶ所見てまわりました。
ですが、先ほどお話しした通り「レインズ」に物件情報を5日以内に登録するルールがある関係で、どこの不動産会社に行っても出てくる情報はすべて同じもの。
物件を紹介してもらう時の仲介手数料にも差はなかったため、その不動産会社と担当者が信頼できるかどうかということが一番大切なのではないかと思いました。
わが家は最初に相談にした地元に根差した不動産会社は、担当者があまりに頼りないため不信感を抱き、別の不動産会社を探した経緯も。
次に相談した不動産会社「ピタットハウス」は大手の会社ということもあり、対応がとてもよく安心感があり、最後までお世話になりました。
- 対応が早い
- 説明が十分
- 強引に勧めてこない
- 対応が誠実
しかも、話しているうちに私の同級生の兄弟だったということが判明。ご縁を感じました!
色々な物件を見学する
不動産会社に希望のエリアを伝えておくと、新しい情報が入った時にすぐ教えてもらえます。
また、気になった物件が建設中の場合、他エリアで完成している同ハウスメーカーの物件を案内してくれることも。
色々な物件を見ることは次のようなメリットがあります。
- 最近の物件の主流がわかり実物を見比べられる(二重窓、サイディング外壁など)
- ハウスメーカーごとの作りの違いがわかる
検討しているエリア外でも、建物を見比べる意味は大いにありました。
マンションの査定をしてもらう
売却と購入のタイミングが合わなかった時のことも考え、2022年9月ごろに不動産買い取り業者にマンションの査定をしてもらいまいした。
わが家の場合は、不動産会社(ピタットハウス)が手配をしてくれた3社に見積もりをしてもらいましたが、15年前に購入した金額から思ったほど値下がっていない査定額になりビックリ!
いまは売るにはいい時期だそうです
ローンの仮審査をする
家の買い替えをしたいと考えていても、お金が借りられなければ実現しません。
いくらまで借りられるかということを知るために、早めの段階でローンの仮審査をしておくと安心です。
15年前にマンションを購入した時の状況(金利やローンの組み方)も大きく変わっていたので、最新の情報を把握するためにもおすすめします。
マンションが売れた場合に購入する物件にあたりをつける
マンションを売りに出して売れた場合に購入できそうな建売物件に当たりをつけ、いよいよ売りに出す覚悟をしました。
幸い候補となる物件が数件あったため、決心がついたのです。
不動産会社に依頼してマンションを売りに出し始める
いよいよ決心し、不動産会社に依頼してマンションを売りに出し始めました。
費用は売りに出すだけでは何もかからず、売却が決まった際に不動産会社には仲介手数料を支払います。
不動産会社との契約は次の3種類があり、違いは次の通りです。
なお、いずれの契約でも仲介手数料は同じです。
種類 | 依頼できる会社数 | 特長 |
---|---|---|
一般媒介 | 複数社に依頼可能 | ・売主が複数の不動産会社と契約 ・それぞれの不動産会社とのやり取りが発生 ・条件のいい物件でないと宣伝に力を入れてもらえない |
専任媒介 | 1社のみ | ・契約した不動産会社を通して複数の不動産会社に情報を広げてもらう ・内見などの依頼は契約した不動産会社が取りまとめてくれる ・広告、宣伝に力を入れてもらえる |
専属専任媒介 | 1社のみ | ・1週間に1回以上の販売状況を報告してもらう義務がある ・自分で買主を見つけても仲介手数料を支払わなくてはいけない |
わが家はピタットハウスと「専任媒介」契約をしました
詳しく知りたい方は、こちらのサイトで詳しく説明されていましたので見てみてください。
購入を検討されている方がマンションを見にくる
わが家はかなり強気の金額で売りに出したこともあり、しばらくは内見の依頼もありませんでした。
ですが、売りに出してから2ヶ月ほど経ったころ、3件の内見依頼が入りました。それぞれ別の不動産会社からのお客さんでした。
それぞれ見にきた方の滞在時間は15分ほどで、中の様子をさらっと見た程度。もっと収納の中など隅々まで見られるかと思っていたので拍子抜けでした。
最初の2件はある程度気に入っていただけたようですが購入まで至らず。
ですが、3件目で内見でついに購入希望の連絡が入ったのです!
マンション購入希望者が現れ売買契約をする
3件目の内見があったのが2022年12月中旬。翌日に購入希望との連絡をいただき、そこからは一気に流れが変わりました。
2週間ほどで売買契約を結ぶ必要があり、契約時にわが家の購入物件のことを盛り込んでおく必要がありました。
万が一、ローンの審査が通らなかった時などに売買契約を取り消すことが可能になるためです。
そのため、2週間のうちに新居の購入を決める必要が出てきました。
この2週間は怒涛の2週間となりました
売りに出し始めた時に覚悟していたつもりではいましたが、いざ決まると大慌て。
幸い当たりをつけていた物件はまだ売れていなかったため、
- その物件を本当に購入していいか
- 近隣で他に物件は出ていないか
など、ハウスメーカーに出向いて話を聞いたり、物件を再度内見しに行ったりとバタバタの日々。
いま住んでいるマンションより学校が遠くなってしまうこともあったので、家族でもよく話し合い全員納得の上で購入を決めました。
家族全員が納得できる物件があったのは幸運でした
購入いただいた方との売買契約はピタットハウスの店舗内で行われ、書類のやり取りと内金(現金)の受け取りとで30分ほどで終わりました。
購入いただいた方のローンの本審査も12月末には無事に通り、年内に話がまとまる形となりました。
戸建ての売買契約をする
一方、戸建ての購入の方はマンションの売買契約の前日ギリギリに申し込みをし、売買契約の翌日には本契約というタイトなスケジュールでした。
ただし、この時点ではローンの本審査が通っていないので、別で銀行に出向き本審査の申し込みをする必要がありました。
ローンの本審査をする
戸建ての売買契約をした翌週にローンの本審査をするために銀行に出向きました。
ちなみに、わが家がローンを組んだのは「住信SBIネット銀行」。金利も安く人気の銀行です。
マンションのローンも同銀行と契約していましたが、借り換えという方法はなくマンションのローンを返済し、新たに戸建てのためのローンを組み直す必要がありました。
組み直したおかげで金利が大きく下がりました
本審査の結果は3週間程度。無事に審査通過の知らせがきました。
マンションのローン返済、カギ引き渡し
購入したのはすでに完成している建売の物件ですが、手続きの関係でまだ引越すことは叶わず、この記事を書いている現在はカギの引き渡しを待っている状況です。
今回マンションの売却と戸建ての購入を同時に行うため、カギの引き渡しやマンションのローンの返済については1週間の間に実施する必要があります。流れは次の通りです。
- マンション購入者から購入金を受け取る
- マンションのローンを完済する
- 戸建てのローンを開始する
- 戸建てのカギを受け取る
- マンションから戸建てに荷物をうつす(引越し)
- マンションを空にしてカギを引き渡す
かなりスケジュールはタイトで、その間は仕事を休んだり抜けたりする覚悟が必要です。
ローンの関係やカギの引き渡しは世帯主本人しかできません
まとめ:家の買い替えは大きな手間と費用がかかる
今回は家の買い替えについてお話ししました。
費用はある程度覚悟していたものの、手間の方は思っていた以上にかかりました。
- 2022年初旬引越したい地域の情報を集め始める
- 2022年夏不動産会社に相談する
- 2022年9月色々な物件を見学する
- マンションの査定をしてもらう
※業者に買い取ってもらう場合の価格を知るため
- ローンの仮審査をする
- マンションが売れた場合に購入する物件にあたりをつける
- 不動産会社に依頼してマンションを売りに出し始める
- 2022年11.12月購入を検討されている方がマンションを見にくる
- 2022年12月マンション購入希望者が現れ売買契約をする
- 戸建ての売買契約をする
- ローンの本審査をする
- 2023年2月マンションのローン返済、カギ引き渡し
ですが、子どもたちは初めての経験にワクワクしながら引越しを心待ちにしていて、わたしも準備にてんやわんや状態ではありますが、新しい生活が楽しみになってきました。
わたしは整理収納アドバイザーとしてマンションの収納に加え、戸建ての収納についても深く理解ができるため、今後お客様にも幅広くサポートすることできます。
引越し前後のお片付けについても経験を元にサポートすることができますので、よりお役に立てるのではないかと思っています。
ブログでもたくさんの情報を発信していきますね!