こんにちは!ラクして整う整理収納アドバイザー tomo*mammy です。

洗濯物、どこに干していますか?
洗濯って洗っておしまいではなく、「干す」「たたむ」「収納」となんと工程の多いこと。毎日この繰り返しでうんざりしちゃいますよね・・・
ラクをしたい私は、その面倒な洗濯をどうにかラクにできないものかと試行錯誤していました。
そんななか出会ったのが「浴室での洗濯物干し」。
浴室で干すようになり、洗濯にかかる「時間」も「手間」も驚くほど減りました♪

もう外干しには戻れません
今回はそんな浴室干しの魅力について、私が実践して感じたメリット7つと、気になるデメリットの解決策についてお話ししたいと思います。

tomo*mammy
浴室に干す7つのメリット
わたしが部屋干しを始めて実感したメリットはこちらの7つ。

順番にお話ししますね
① 洗濯機から近い
一番のメリットがこれ!洗濯機から出し、そのまま物干しへ。
わが家は洗濯機と浴室が横並びなので、動くのは2歩ほど。めっちゃラク〜

かつては洗濯機からカゴに洗濯物を移し替え、重いカゴを抱えて階段を上り、狭いベランダに干すということをしていたのですが、それに比べかなりの負担減です。
実は、洗濯物が入ったカゴを抱えて階段を上がろうとしてヒザを痛めたことも(全治1ヶ月半…)。年とったら確実にムリ!

でも、浴室干しならずっと続けられます
② 天気に左右されない

外干しだと洗濯前にいつもお天気チェックが欠かせませんよね。
でも浴室干しなら、そんな心配は不要!天気を気にせずいつでも干せるから、洗濯のタイミングが安定します。

毎日同じタイミングで家事ができるってラクです
③ 部屋が洗濯物に占領されない
部屋干しといえば、エアコンの近くや窓際で干すという方が多いのではないでしょうか。

エアコンが当たると乾きやすく効率はいいですが、生活スペースが占領されてしまうというデメリットも。
浴室に干せば、お風呂に入る時以外は空いている空間なのでジャマになることもありません。

部屋干し臭や湿気に悩むこともなし!
④ 乾燥に適した設備がある
浴室はもともと乾燥に適した設備があります。
換気扇はほとんどのご家庭に備えつけられているかと思います。また、物干しポールがあらかじめ取り付けられている場合も多いのではないでしょうか。

その設備を生かし、プラス「サーキュレーター」または「除湿機」を使うことで、1日でしっかり乾燥させることができます。
物干しポールがない場合でも、簡単に取り付けできますよ!
⑤ 洋服が日焼けしない

外干しだと強い日差しにさらされ、いつのまにか洋服が色あせしていてガッカリ…なんて経験、ありませんか?
でも、浴室干しなら干している間に洋服にダメージを与える心配はありません。

お気に入りの服も長く大切に着られます
⑥ 花粉や黄砂対策になる

家族に花粉症の人がいる場合、花粉の多い時期は外で干すのをためらいますよね💦
わが家は全員が花粉症なので、外干ししていた頃も3月中旬〜ゴールデンウィークあたりまでは部屋干しにしていました。

春以外にも花粉の症状が出ることも
ですが、いつでも浴室干しにすれば花粉の時期だからと洗濯ルーティンを変える必要がなくなります。
⑦ 虫がつかない

洗濯物を取り込む時にカメムシがついてきて「ギャー!」なんてことはありませんか?

わたしは虫がキライなので本当にイヤで…
浴室干しなら虫の心配はゼロ。安心して取り込めます♪
デメリットもあるけど…
残念ながらデメリットもあります。
ですが、デメリットは工夫することで軽減することは可能です!
① 電気代がかかる

浴室で乾燥させるなら、換気扇やサーキュレーターは必須です。となると心配なのは電気代がどのくらいかかるかということ。

実は月246円!意外とかかりません
換気扇とサーキュレーターを1日6時間つかった場合の1ヶ月の料金は、
◆ 換気扇
約 96円/月
◆ サーキュレーター
約 150円/月
ちなみに浴室乾燥機をつかう場合は、
◆ 標準乾燥
1日3時間つかって約 4,200円/月
◆ 節約乾燥
1日5時間つかって約 855円/月
◆ 風乾燥
1日6時間つかって約 180円/月
除湿器をつかう場合は、
◆ コンプレッサー式
1日3時間つかって約 600円/月
◆ デシカント式
1日3時間つかって約 1,500円/月

わが家は「サーキュレーター+風乾燥」なので月330円です
② 洗濯物が多い日は干しきれない
子供がいると、日によって体操着・給食着・習い事などの汚れものがあり洗濯物が増えることも。
そこで、わが家は元々1本備えつけがあったのですが、もう1本ポールを追加しました。

それでも足りなくなる日は、シャツ・給食着・薄手のカットソーなど乾きやすいものを和室に干すことにしています。
③ 換気扇フィルターにホコリが溜まるのが早い

浴室に毎日干すようになって気づいたのが、ホコリがたくさん出るということ。
そのため、換気扇フィルターにはあっという間にホコリが溜まります。

頻繁にお掃除が必要です
また、浴槽や壁にも小さなホコリが付着…
ですが、フィルターも浴室も水で流せばするっと落ちるので、そう大変ではありません。
むしろ、部屋干しすると部屋中にこの量のホコリが舞うんだということに驚き、部屋の掃除をするより格段にラクだなぁと感じました。
④ 部屋干し臭が気になる

普通に洗濯洗剤と柔軟剤だけでは残念ながら部屋干し臭は抑えられません。
部屋干し臭を抑えるためには「消臭専用洗剤」が必須!
わが家では洗濯洗剤と柔軟剤が一緒になっているジェルボールを使っているので、洗濯洗剤にプラスできる消臭剤を使うことにしました。
部屋干し臭をおさえる洗剤はコレ
試してみたのはこちらの4種類。

商品名 | 消臭レベル | コスパ |
---|---|---|
ワイドハイターEX | ★★ | ★★ |
ワイドハイター消臭専用ジェル | ★★★★ | ★★★★★ |
レノア煮沸レベル消臭 SPORTS | ★★★★★ | ★★★ |
オキシクリーン パワーリキッド | ★★ | ★★ |
消臭効果だけ考えると、だんとつ「レノア煮沸レベル消臭 SPORTS」でしたが、毎日使うと1本で半月しかもたずコスパが悪いという結果に。
「ワイドハイター消臭専用ジェル」は若干もの足りなさを感じるものの、1本で1ヶ月以上もちこちらの方がコスパがいいことが分かりました。
干し方のポイント

浴室で乾燥させるなら、換気扇とサーキュレーターは必須です。
また、窓があるご家庭は数センチでいいので開けておくと風が通り乾きやすくなります。
干し方のポイントは、
- 洗濯物同士の間隔を空ける(理想は5cm)
- 乾きにくいものは風がよく当たる場所に干す
- ピンチハンガーがおすすめ
- ズボンやパーカーは逆さに干す
風のあたり方を意識し、乾きにくいものを風がよく当たる場所に干します。ズボンやパーカーは逆さに干すと乾きずらいところに風がよく当たり乾きやすいですよ!
ピンチハンガーを使うと等間隔にピンチが設置されていて便利です。

収納時にハンガー掛けするものは、干す時からハンガーがラク!
浴室乾燥機の「風乾燥」機能(ついている人)はぜひ活用しましょう!1日6時間で毎日使っても月180円なので安心して使えます。
忙しいママこそ無理しない洗濯スタイルで

洗濯物は外に干すもの
と思っていた私ですが、「浴室での洗濯物干し」に変えたことにより洗濯ストレスが大幅に減りました。
浴室で干すメリットは…

換気扇+サーキュレーターの使用は必須!
毎日6時間使っても電気代は月246円なので、意外と費用負担はありません。
ぜひ一度、試してみてくださいね!