こんにちは!整理収納アドバイザーのmomo-mammyです。
今年の2月にマンションから建売住宅に引越し、収納スペースに合わせ収納方法を一新しました。
「建売住宅」は注文住宅とは違い、すでに作られている収納スペースに合わせて持ち物を収納する必要があります。
キッチンは限られたスペースにたくさんのモノを収納するため、設置されている収納の引き出し・棚は最大限に生かしたいものです。
今回は、キッチンの収納場所を決めていく『コツ』をわが家の収納を例にお話ししていきたいと思います。
収納場所を決めるポイントは「よく使うモノから居場所を決める」です!
コツより実際に収納した様子を見たい!という方は、こちらのボタンからジャンプして見てください。
建売住宅に限らず、「いま住んでいる家の収納スペースを活用して収納方法を一新したい」という方にも参考にしていただける内容となっています。
ちなみに、マンションに住んでいた時の収納方法はこちらです。
作り付けの収納スペースを最大限に活かす
建売住宅の場合、住宅によってパントリー・床下収納・カップボードなどの設備はさまざまです。
シンク下収納はどの住宅にも設置されているかと思いますが、引き出しだったり棚だったりと、ここも住宅によって変わってくる部分かと思います。
収納の方法はそれぞれのスペースに合った方法で収納することによって、スペースを最大限に活用することができます。
簡単にそれぞれの特長やおすすめの使い方をお話ししますね
引き出し収納
- 上から入っているモノを見る
- 引き出し全体のモノが一度に見渡せる&取りやすい
- 高さに制限がある
- だだっ広い
- 中のモノが動いてしまう
引き出し収納は細かいモノを入れるのに最適
だだっ広いスペースのため、「仕切りケース」を使って用途ごとに収納することで使いやすくなります。
わたしがよく使うのは、セリアの「ライナーケース」。サイズが程よく、角が90度になっていて引き出しに並べてもムダなスペースを作りません。
ケースに立てて入れることで、上から見て何が入っているかを把握しやすくできますよ。
棚収納
- 正面から入っているモノを見る
- 手前のモノは取り出しやすい
- 奥のモノが取り出しにくい
- 高いところ、低いところなど様々
- 動かないので安定している
棚収納はお皿などの割れモノや大きなモノを入れるのに最適
奥行きがあるので、手前によく使うモノ、奥は時々使うモノなどの使い分けをすると使い勝手がよくなります。
また、高いところは取ってがあるケース、低いところは奥行きのあるケースなど、スペース別にケースを使い分けするのも有効です。
パントリー
- 正面から入っているモノを見る
- 食品・消耗品・カトラリーなどあらゆるモノを収納できる
- 収納量ばつぐん
- そのほか棚収納と同様
パントリーはストック品などを入れるのに最適
パントリーは食器棚より遠くに設置されている場合も多く、よく使うモノを収納するのには向きません。
ストック品などをボックスを使って用途ごとに収納すると、使い勝手がよくなります。
奥行きのあるパントリーの場合は、大きめボックスが活躍します!
ニトリ/Nインボックス レギュラー
床下収納
- 上から入っているモノを見る
- フタが重く取り出しにくい
- 湿度が高い
床下収納は使用頻度の低いモノを入れるのに最適
湿気があったり、温度が一定ではないため食品の保管にはあまり向いていません。
ペットボトルの飲み物や、ぬか漬け・梅干しなど長期保存できる食品ならOKです。
付属パーツが使いづらい場合は使わないという選択肢もアリ!
もともと引き出しに備え付けられていたケースやパーツなど、実は使いづらい場合もあります。
その場合は、取り外して別のパーツやケースにしたり、別の場所に移すことで使いやすくなることも。
わが家もこれだけのモノを取り外しました。
キッチンツールを入れている引き出しは、付属のトレーよりセリアの「キッチントレー」にした方が、入れるもののサイズに合わせられるため使い勝手がよくなりました。
生活習慣や重視したいことから収納を考える
収納方法には「絶対こうしなければいけない」といった決まりはありません。
それぞれのご家庭の生活習慣や持ち物、大事にしていることで収納方法・収納場所は変わってきます。
例えば・・・
- お菓子作りが好きで道具がたくさんある
- キッチンの掃除をラクにしたい
- 子どもにもお手伝いしてもらえるようにしたい
などなど。
お片付けを始める前にご家庭の様子を思い返し、大事にしているモノ(こと)を中心に収納方法を考えていくと使い勝手のいい収納になりますよ!
ちなみに、わたしは料理と掃除が苦手です
苦手な料理を少しでもラクにできるよう、導線(調理する時の動き)を意識した収納にしています。
また、コンロ周りや調理台になるべくモノを置かないようにすることで、汚れ物を減らし毎日の拭き掃除という工夫も。
わが家の様子は後ほどご紹介しますね!
よく使うモノから居場所を決める
収納を決める際は「よく使うモノ」から居場所を決めていきます。
それぞれ「どこで使うか」を考え、それを使う時に一番手に取りやすい場所を指定席にします。
例えば・・・
- 鍋・フライパン→コンロの下
- 包丁・まな板→調理台の近く
- お茶碗→炊飯器の近く
といった感じ。
あとは、1アクション(1つの動き)ですぐ手に取れる場所にするか、2アクションになっても汚れないように中にしまうかなどは自分のスタンスで決めましょう。
また、毎日クスリをキッチンで飲むなどという習慣がある場合は、水道や冷蔵庫の近くに置くなど、その行動をする場所の近くに指定席を作ると使い勝手がよくなりますよ!
わが家の事例
それでは、わが家の事例をご紹介します
使用しているおすすめの収納用品なども合わせてご紹介しますので、よろしければ参考にしてくださいね!
シンク下
メーカーはHousetec(ハウステック)で、包丁入れ以外はすべて引き出しになっています。
開けるとこんな感じ。
下のグレーの部分も引き出しになっていて、全体の収納量は多めです。
引き出しの開け締めで中身が動いてしまうのを防ぐためと、汚れ防止にニトリの「すべり止めシート」をひいています。
これ、めちゃくちゃ優秀でおすすめです。開け閉めしても中身がびくともしないんです!
IH下の引き出し
料理下手で一度にたくさんの料理を作れないので、調理器具少なめです笑
冷蔵庫に入れる必要がない調味料は、セリアの「ライナーケース」に入れこちらに収納しています。
調理台下の引き出し
キッチンツールを入れている引き出しは、もともと備え付けられていたケースを外し、セリアの「キッチントレー」に替えました。
好きな位置で仕切れるところがお気に入りポイント!
米びつは引越してから山崎実業の「袋ごと米びつ」に変えました。
5kgのお米を袋ごと収納できるところがラクでお気に入り!軽量カップもついています。
シンク下の引き出し
洗剤・ビニール袋などの消耗品などを入れる場所にしました。
ケースで仕切ることで立てて収納することができ、入っているモノが分かりやすくなります。
ケースはセリアの「ライナーケース」。このケースは色々な場所で活躍しています。
直角でムダな装飾がないので、仕切る時に引き出しや棚にムダなスペースができず収納力ばつぐんです!
シンク
食器洗剤とハンドソープをラックに収納していますが、前の家のラックに合わせたハンドソープケースなのでラックに対して小さいです。
詰め替えが面倒なので、このラックに合わせた大きいサイズに変更予定。
ズボラ根性全開です!
生ゴミは山崎実業の「ポリ袋エコホルダー」に入れています。
食器棚
わが家が購入した建売住宅には作り付けのカップボードが設置されていました。
メーカーはHousetec(ハウステック)です。
開けるとこんな感じ。
引き出しは1つ(ゴミスペースを入れると2つ)で、ほとんどが棚になっています。
棚にはニトリの「防虫シート」、引き出しにはニトリの「すべり止めシート」をひいています。
前に住んでいた家では100均のシートを両面テープでとめて使っていたのですが、段々とボロボロになってしまい、替えようとシートをはがすと両面テープが棚にこびりつき悲惨なことに・・・
でも、ニトリの「防虫シート」は浮いたりズレたりしないので、そもそもテープでとめておく必要もなく、汚れたら水でジャブジャブ洗ってまた使えます。
優秀すぎる〜
家電棚
出しておく大きな家電はよく使うモノのみに厳選。
タイガーの蒸気が出ない電気ケトルはお気に入りです。
キッチンペーパーホルダーは「ideaco」のもの。
ペーパーがむき出しにならず、取り出しやすいのがお気に入りポイント!
ゴミ箱
下の段はゴミ箱の引き出し。
ゴミ袋はゴミ箱の近くに収納しています。
小1の息子にもどれが何ゴミかわかるようラベルを貼りました。
棚上段・中段
<棚の上段>
ニトリの「吊戸棚ストッカー」を使い、使用頻度の少ないモノを収納しています。
容量もあり、とってがついているので取り出しやすいところがお気に入りです。
<棚の中段>
使用頻度の高いモノを中心に収納しています。
よく使うモノを手前、時々しか使わないモノは奥に入れることで使い勝手がよくなります。
細かいモノは無印良品の「ポリプロピレン収納ケース」で収納。棚にピッタリ収まりました。
棚下段
<引き出し>
お茶碗のみここにあるのは、炊飯器に一番近い位置だから。棚に入れると扉がジャマで出し入れしづらくなるのです。
ここに収納することにより、導線がよくなりました。
カトラリーを収納しているケースはニトリの「整理トレー」、チャック袋はセリアの「キッチン消耗品収納ケース」です。
クッキングペーパーがカラフルで気になっています。近々ホイルケースに入れ替え予定
<棚>
タッパーは食卓にそのまま出せるようガラス製を使っています。
ニトリの「耐熱ガラス保存容器」で、タッパー・サラダ皿・グラタン皿など、1つで何役もこなしてくれる優れものです!
下の段は食品のストック置き場にしました。
ニトリの「Nインボックス(レギュラー)」が3つジャストフィット!
引越したばかりなので、まだ中はスカスカです
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は建売住宅のキッチン収納の「コツ」についてお話しました。
わが家の事例が参考になりましたら嬉しいです
建売住宅の収納については「洗面所編」の記事もあります。